Newsお知らせ&ブログ
成長とともに“うれしそうに散歩する”は本当に良いことなのか?
BLOG子犬を家に迎えて初めて散歩に出したとき、 外の世界が怖くてすくんで動けなかった―― そんな経験をした飼い主さんは多いと思います。
ところがある日、突然ピョコピョコと小走りで歩き始める。 尻尾を振って、楽しそうに、世界を受け入れたように。 その姿を見て「よかった…!」と胸が熱くなる。 これは本当に素敵な瞬間です。
ただ――問題はその“後”です。
成長とともにその小走りがどんどん強まり、 ・散歩で引っ張る ・ビタ止まりする ・拾い食いが増える ・吠える頻度が上がる。
こうした行動が積み重なって、 気づけば飼い主が制御しづらい状態になっている。
ここで一つ、重要な問いがあります。
「うれしそうに散歩しているから良いこと」 と単純に捉えてしまっていませんか。
実はこの“うれしそう”の裏側には、 飼い主より自分の判断を優先し始めたサイン が隠れていることが多いのです。
犬は成長すると、体力・自信・好奇心が一気に伸びます。 その結果として、
こうした行動が増えていきます。
これは「成長したら普通に起こること」と思われがちですが、 実際には 飼い主の指示より自分の意思を優先している状態 です。
つまり、犬が 飼い主を軽視している可能性が高い。
もちろん、犬は悪意があってやっているわけではありません。 ただ、成長とともに「自分で決める力」が強まり、 飼い主の影響力が相対的に弱まっているのです。
でも“飼い主の制御を超えている散歩”は別問題。
犬が散歩を楽しむこと自体は素晴らしいことです。 しかし、 飼い主の指示が通らないほど自由奔放になっている状態 は、 放置して良いものではありません。
それは自由奔放ではなく単なる無秩序です。
その状態は、犬が 「散歩は自分が主導するもの」 と認識してしまっている可能性が高いといえます。
この段階で関係性を見直さないと、 吠え・引っ張り・拾い食いなどの問題行動は さらに強まっていきます。
子犬が初めて小走りで歩いたあの感動は本物です。 でもその後の成長で、犬の意思決定が強まりすぎているなら、 それは飼い主としての影響力をアップデートするタイミング。
犬の成長は嬉しいこと。 同時に、飼い主としての“影響力の成長”も必要なのです。
一覧をみる