賢い犬=言うことを聞く犬、ではない(第1回) | 札幌の犬のしつけ・犬の幼稚園HappyDog

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賢い犬=言うことを聞く犬、ではない(第1回)

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「お利口な犬になってほしい」

そう思って、愛犬のしつけを頑張っている飼い主さんは多いと思います。

では、「お利口な犬」って、どんな犬でしょう?

「おいで!」と呼んだら、すぐに戻ってくる犬?
「待て」と言われたら、きちんと待てる犬?
散歩で引っ張らず、人の横を歩ける犬?

では逆に、何度「おいで!」と呼んでも来ない犬は、おバカで頭が悪いのでしょうか?

実はそうとは限りません。

まだ「おいで」という言葉の意味を理解していない犬なら、呼んでも来ないのは当然です。

でも、中には明らかに意味を理解しているのに来ない犬もいます。

飼い主さんの声を聞いてこちらを見る。
一瞬、戻ろうか考える。
でも、そのまま匂いを嗅ぎ続けたり、遊びに戻ったりする。

これは頭が悪くて「おいで」が分からない、のではありません。

分かっているけれど、今はそちらを選ばなかった、のかもしれないのです。

今やっていることの方が楽しい。
戻ったら遊びが終わることを知っている。
もう一度呼ばれることも知っている。

犬は、私たちが思っている以上によく人を見て、経験から学んでいます。

「賢さ」と「従順さ」は同じではないのです。

覚えるのが早い。
状況をよく観察する。
経験から次に起こることを予測する。
自分にとって得になる方法を見つける。

こうした能力も、犬の「賢さ」のひとつです。

そして、その賢さがいつも人間にとって都合よく使われるとは限りません。

賢いからこそ、

「今は行かなくても大丈夫」

「この人なら、もう一回呼ぶ」

「これをしたら要求が通る」

そんなことまで覚えてしまう犬もいます。

つまり、

賢い犬=言うことを聞く犬

ではないということ。

反対に、素直で指示によく従う犬が「頭のいい犬」というわけでもありません。

犬の賢さと、人と暮らす上で身につけてほしい行動は、分けて考える必要があります。

では、賢い犬は何を、どうやって覚えているのでしょう?

次回は、

「賢い犬ほど、困ったこともよく覚える?」

というお話です。

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