では、「お利口な犬」ってどんな犬?(第3回) | 札幌の犬のしつけ・犬の幼稚園HappyDog

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では、「お利口な犬」ってどんな犬?(第3回)

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ここまで、

「賢い犬=言うことを聞く犬、ではない」

そして、

「犬は、人間が教えるつもりのないことまで学習している」

というお話をしてきました。

では、最初の疑問に戻ってみましょう。

「お利口な犬」って、どんな犬でしょう?

「おすわり」「待て」「伏せ」ができる犬でしょうか。

呼べば必ず戻ってくる犬?

散歩では人の横を歩き、他の犬を見ても吠えず、家では静かに過ごす犬?

もちろん、そうした行動を身につけることが役に立つ場面はたくさんあります。

でも私たちは、犬を「何でも人間の命令通りに動く動物」にするためにトレーニングをしているわけではありません。

大切なのは、人と犬が一緒に暮らせること

犬は人間社会の中で暮らしています。

道路には車が走っています。
散歩では知らない人や犬とすれ違います。
動物病院へ行くこともあります。
時には苦手なことを受け入れなければならない場面もあります。

そんな社会で安全に、できるだけストレスを少なく暮らすためには、犬にも身につけてもらいたいことがあります。

呼ばれたら戻る。
必要な時には落ち着いて待つ。
興奮しても人の働きかけで落ち着ける。
嫌なことがあった時にも、すぐに大きなトラブルにつながらない。

こうしたことを教えるのは、「人間の言うことを聞かせたいから」だけではありません。

犬自身を守るためでもあります。

性格まで変える必要はありません

元気いっぱいな犬を、おとなしい犬にする。

好奇心旺盛な犬を、何にも興味を示さない犬にする。

自分の意思が強い犬を、何でも人に従う犬にする。

それがトレーニングの目的ではありません。

犬にはそれぞれ性格があります。

活発な犬もいれば慎重な犬もいる。
犬が大好きな犬もいれば、それほど他の犬に興味がない犬もいます。

その個性まで消してしまう必要はありません。

その犬らしさを残したまま、

人間社会の中で困らずに暮らせる方法を教えていく。

私たちは、それがしつけやトレーニングの大切な役割だと考えています。

「賢い犬」と「お利口な犬」は少し違う

覚えるのが早い犬だけがお利口なのではありません。

何でも指示に従う犬だけがお利口なのでもありません。

覚えるのに少し時間がかかってもいい。

時には失敗してもいい。

その犬と人が、お互いに何を求めているのかを少しずつ理解しながら、一緒に暮らしていけるようになること。

それが大切なのではないでしょうか。

だから、愛犬が言うことを聞かなかった時、

「この子は頭が悪いのかな?」

と思う必要はありません。

もしかすると、分かっていないのではなく、別のことを学習しているのかもしれません。

犬が何を考え、何を学んでその行動をしているのか。

そこを見るところから、トレーニングは始まります。

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