犬の判断は上か下か | 札幌の犬のしつけ・犬の幼稚園HappyDog

いつも犬の幼稚園ハッピードッグを御利用頂き有難う御座います。
代表の米田です。

いきなりですが、犬の判断基準は相手（人、犬）が自分より上か下か（強いか弱いか）です。

人間のように、正義感、道徳心、義務感、倫理観、恋愛感情etcなどで判断しません。
飼い主さんが「愛情」や「優しさ」で接しているつもりでも、犬からは「弱さ」と受取られる事が殆どです。
これが犬を飼った際に多くの飼い主が犬に振り回される大きな要因です。

ショックかもしれませんが本当の事です。

幼稚園でのカウンセリングでも、この事をよく飼い主さんに話しますが、皆さん困惑されます。
飼い主さんが傷付かない言葉を選んでやる事は可能ですが、その場限りの気休めにしかなりませんし、相変わらず飼い主を困らせる犬の態度も変わりません。

私たちの仕事は犬の機嫌を取ることではなく、犬をコントロールする術を飼い主に伝える事です。

最終的に、犬が飼い主の言う事をきくかどうかは、結局のところ飼い主が変われるか、という事にかかってきます。

これは今後も本ブログでしょっちゅう出てくるキーワードになると思うので、覚えておいて欲しいのです。

それでは、また次回。