ゴールデンカムイに良い事書いてる！（加筆修正版） | 札幌の犬のしつけ・犬の幼稚園HappyDog

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代表の米田です。

※この記事は先月掲載した記事の加筆修正版です。

うちの中２の娘はゴールデンカムイが好きである日単行本を買ってきました。

居間にあったそれをパラパラっと読んだのですが、４巻の３６話にものすごく犬のしつけのためになる話がありましたのでご紹介しましょう。

谷垣「リュウはすでにしつけも訓練もされた頭のいい猟犬だが、そんな犬でも相手が自分より下位な人間と見なせば・・・・・・命令や指示に従わず無視をする。（中略）」

白石「どうやったら手っ取り早く服従させられる？」

谷垣「一緒に歩けばいい」

白石「それだけ？」

谷垣「犬に引っ張られ先導されるのは下に見られてる証拠だ（中略）」

この辺りで谷垣が具体的な方法を述べてるんですが、本当に良い事を言ってます。

さて現実に戻って飼い主であるあなた

「うちの犬は人の言う事を聞けないんです！」

「うちの犬はバカなんです！」

なんて事を思ったり周りに言ったりしてませんか？

または上記やりとりを読んで

「このリュウって犬は明治時代のバリバリ狩猟に使われてるアイヌ犬（北海道犬）でしょ？そういうのと現代の愛玩犬は同じじゃないでしょ😛」

なんて思ってませんか？

明治だろうが令和だろうが、狩猟犬だろうが愛玩犬だろうが、超大型犬だろうが超小型犬だろうが、犬種等による性質の違いはあっても、犬の本質はほぼ一緒です。

谷垣も言ってますが

「犬は自分より格下の言う事はきかない」

という事。

だから、もし自分の指示・命令にしたがわない犬が居たら、つまりそれは「あなたは言う事を聞く必要の無い人間」と犬に思われてるという事です。

さきほどの「うちの犬は言う事を聞けないんです！」というのは言い換えると「私は犬の飼い主だけど、言う事をきかせられない犬より格下の人間なんです」と言っているのと同じ事になります😔

頭の良い犬ほど自分より劣っている者の言う事は聞かないので「うちの犬はバカなんです！」というのは、言い換えると「私は犬よりバカなんです！」と高らかに宣言しているのと同じ事になります😂

すみません、使う言葉を迷ったんですがあえてハッキリ言いました。

犬からすると「こいつは格下だ」と思わせる接し方ばかり飼い主がするから、そういう接し方をされてる犬にとっては「飼い主を格下として扱うのが自然な事」というだけなんです、分かるでしょうか？

犬が飼い主を格下と見做すのはたまたまではありませんし、ましてや犬がバカだからではありません、逆なんです。

犬が飼い主のいう事をきかないのにはちゃんと因果関係があるという事、要するに犬を変えるにはまず飼い主および飼い主の接し方を変える必要があるという事です。

※注意※
ただし、しつけや訓練は健康である事が大事なので犬に病気等があるならまずは治療することが最優先です

ほら、読みたくなってきたでしょ？ゴールデンカムイ。

それではまた次回。