トリミングをしているときの幸せ | 札幌の犬のしつけ・幼稚園HappyDog

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トリミングをしているときの幸せ

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トリミングをしようと思いたち、営業を始めたのは、今から4年ほど前
※注)犬の場合、人間の美容室、床屋さんと違い、トリマー資格が無くてもトリミングでの営業ができます
何も分からずにするのはさすがにできなかったため、スタッフが紹介してくれた「専門学校の講師もしたことがある、トリミングショップのオーナー」という方に、毎週来ていただいて手ほどきを受け、できるところから少しずつ始めたトリミング。いざ始めてみたら、とても奥が深く、そして想像していたよりも100倍ハードな世界でびっくりしたものです。_DSC0007.jpg
大変なことその1
犬は人間の1000倍以上の毛があって、人間よりずっと汚れているため、きれいにするにも、乾かすにも時間がかかる
大変なことその2
犬は人間のようにじっとしていてくれない(大暴れすることも少なくない)ため、常に怪我をさせるリスクがつきまとう
大変なことその3
トリミング嫌いな子を扱うときは、こちらが怪我を負うリスクがある(咬まれたり、ひっかかれたり、頭突きをくらったり)
大変なことその4
飼い主さんにトリミングの大変さを理解してもらう事が難しいため、施術に時間がかかることや、施術できない(ワンちゃんの年齢、体調、暴れ具合などで)ことを説明すると、腕が悪い、プロなのにそんなこともできないの?と思われることがある。
私がトリミングを始めたのは40歳をとっくに過ぎていたため、体力が落ちたからこんなに大変だと感じるのだろうか?と思いましたが、トリミング学校の卒業生の7割がトリマーにならない、というお話を聞いて、「見るのとするのは大違い」の世界がトリミングなのだと、つくづく感じるのです。
大変なことずくしのトリミングですが、現在のところ自宅で行っているため、テナント料の支払いにおびえることなく、自分のペースでトリミングを続けています。ハードではあるけれど、見違えるほどきれいになったワンちゃんをお返しするときの達成感が半端なく、「あ~訓練士じゃなくてトリマーになれば良かった」と思うほど。とはいえ、訓練士のテクニックがトリミングに役立つことが多々ありますので、ぐたぐた言うのは無いものねだり、いつから始めたって「今の自分ができること」を積み上げていくことだ、と理解しています。

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