仕上げは飼い主が変わる事 | 札幌の犬のしつけ・幼稚園HappyDog

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仕上げは飼い主が変わる事

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いつも犬の幼稚園ハッピードッグを御利用頂き有難う御座います。

代表の米田です。

アイキャッチ画像は、今日の朝に旭ヶ丘店に行く雨模様を車中から撮ったものです。

さて、日々犬の幼稚園を運営していて常に感じていること、それがタイトルです。

多くの犬は幼稚園に来ると「園内での」行動が改善します。

これは高確率でそうなります。

それがそのまま飼い主にも引き継がれれば話は早いのですが、そう上手くいかない事が多いです。

犬は幼稚園で、自分より格が上の人がいる事、その人の言う事を聞かないと自分が大変な目に遭う事、を体験し「人からの要求を受け入れるという事」「我慢する事」等を学びます。

これがしつけの「ベース」となります。

次にどうなるかというと、ここからが大事なんですが

「飼い主が、『犬に要求する人、犬の要求に屈しない人』になる事」

です。

言葉で書くと簡単そうですが皆ここで足踏みするんですね。

これは単純に暴力的に接しろという事ではなく、飼い主の望まない行動をする犬に対して「ダメなものはダメ」と毅然とした態度を取り続ける、途中で可哀想になってオヤツをやったり抱っこしない、本気で叱れ、等などという事です。

幼稚園で確実にしつけのベースは入るのですが、それを活かすも殺すも飼い主さん次第です。

幼稚園に来たら手放しで良い子になる、という事ではありません、相手は動物で生きていて、それぞれ考えて行動しています。

私のようなドッグトレーナーと飼い主さんの違いもきちんと見て感じて区別しています。

そんな相手に

「幼稚園に行ったら自動的に良い子になるよね」

という安直な考えではいけません(そう思いたくなる気持ちは分かりますが)。

それでは、また次回。

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