散歩重視の訓練(4)シェリー編2 | 札幌の犬のしつけ・幼稚園HappyDog

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散歩重視の訓練(4)シェリー編2

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いつも犬の幼稚園ハッピードッグを御利用頂き有難う御座います。
代表の米田です。

散歩重視の訓練(3)シェリーの続きです。

トコトコトコトコ歩けるようになったら、この段階では犬に合わせて歩いてあげます。
たまに嫌々して止まったら待ってやっても良いです、この段階では。
また歩いたら「良い子だねー(#^^#)」と前回同様褒めちぎります。
この段階で大事なのは「散歩は楽しい事」を定着させる事だからです。

そうこうして散歩回数を数回重ねていると、シェリーも散歩で怖がる事が減ってきて、ズンズン歩き続けるようになりました。
そして次の段階、自分の興味のあるもの、例えば街路樹の草花や樹木、道に落ちている物、すれ違ったり反対側を歩いている人等に、こちらを無視して好き勝手に向かうようになったのです。

そう、ここからが「しつけ」の段階です!

まずはリードの持ち方の通り力が入るようにリードを持ちます。
シェリーが突然前方に向かって走ったり、私の前を横切って街路樹の匂いを嗅ごうとしだしました。
リードを持った手を脇につけた状態、またはヘソの位置に手を置いて突然「ビタッ」と止まります。
これをすると、人間の体重vs犬の体重でシェリーの動きの勢いが強いほど、その勢いでひっくり返ったりしますが迷わず止まりましょう。
引っ張る→ビタ止まり→ひっくり返る→歩く→引っ張る→ビタ止まり→ひっくり返る→以下ループ

これを何回かしているとシェリーは「チラッチラッ」とこちらを見ながら歩くようになりました。
Instagramに掲載したジャックラッセルの先輩犬ピノとの散歩動画を御覧下さい。
ここまで来れば散歩訓練の目的達成!犬が人の機嫌を伺ってますか?で書いたのがこの状態です。

シェリーはこの状態に至るまで約1ヶ月~1月半程度でした、早いですね(#^^#)
これが引っ張り癖やらチョロつき癖がついた状態から矯正しようとすると、同じ事なのに半年以上かかったりする事もありますし、そもそも子犬からしつけた状態と同じにはならなかったりもします。
体格が大きくなって筋肉もついた状態だと「ビタ止まり」のときの抵抗感も結構大きくなり、しつける人間側、しつけられる犬側の負担も増えます。

つまり犬の初等教育も散歩開始時期あたりからさっさと訓練・しつけを始めた方が、結果的に時間もお金も疲労度も節約になります、人の子の初等教育と同じですね。

※注意
気管支系の疾患を抱えている犬の場合は、症状を悪化させる可能性があるので無理しない事。
そのような犬は別の方法を使いますが、それはまた別の機会に書きます。

皆さんも楽しみながら散歩訓練をしましょう。

それではまた次回。

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