Newsお知らせ&ブログ
ドッグサイコロジー相談室:柴犬のフク編(2)
BLOG尾追い行動と攻撃行動の柴犬フクくんの、2回目のセッションは、薬物療法を始めてから2週間目となりました。まだ1歳に満たないワンちゃんなので、脳への影響を考えて、効果のあるお薬を最小量で、ということで、いくつかのお薬を試し(※獣医師によるもの)ました。
いい状態になるのは早く、1週間目からすでにおうちでの行動はかなり落ち着き、飼い主さんご一家は怖い思いをすることが激減したそうです。とても楽に生活を送れている、ということで、効き目の良さに、驚きと喜びのお声をいただきました。
お散歩の引っ張りにはいくつか要因があって、興奮が強くて引っ張ってしまう子、人と一緒に上手に歩けないために引っ張ってしまう子、好き勝手にしたいために引っ張る子、などがいます。フクの場合は、しばらく歩いてみて、好き勝手タイプだと判断しました。
いつも言っていることですが、犬は自分を物理的に制御できる相手のいうことを聞きます。自分の抵抗が通じない相手、抵抗してもあっさり制御する相手とわかると、抵抗をやめて従順になります。一般の飼い主さんには、抵抗をコントロールするテクニックが不足しているため、私の動作や行動をよく見てもらい、実際のリードさばきをお教えして、リードだけで犬を制御して座らせることを、学んでいただきます。
ハーネスを併用すると、ワンちゃんをコントロールしやすいため、購入して今後のお散歩で使っていただくことになりました。3回目は、ハーネスをフィッテイングして、再度お散歩練習をしますが、調子が良ければ、次回でセッションを終了することができそうです。
一覧をみる