訓練士三ヶ条(2) | 札幌の犬のしつけ・幼稚園HappyDog

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訓練士三ヶ条(2)

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前回→訓練士三ヶ条(1)は犬に気を配っても気を遣うな

二番目は「犬は自分を物理的にコントロールできる者の言うことしかきかない」です。

えーと何というかこースピリチュアルな事を書いてる人達もネット上にいらっしゃるみたいですが、私および私達が言いたいのはそういう事ではありません。

犬はもっと単純です。

「犬は自分を制圧できる者の言う事ならきく」

抱っこが嫌でされそうになると釣られた魚のように嫌がる・暴れる犬が居たとしましょう。

訓練士(飼い主)が試されているのはまさにこういう時なんですが、あなたならどうしますか?あんまり暴れるのは可哀そうだし放してやりますか?犬が怪我してもアレだし、とか思って・・・。

自分が思うようにさせない・抵抗する犬が居るなら私や先生は→抱き方を変えたり、何か道具を使ったり、色々手を変え品を変えて良いので、犬がおとなしくなるところまでもっていく=物理的に犬をコントロールできてる状態になるまでもっていこう、と考えます。

ここで細かいテクニック的な事は書きませんが、訓練士として働きたい、身を立てたいと思うなら、犬は人間に従わせるんだ!という考えを常に持ち続けましょう。

犬暴れる→人諦める、では訓練士にはなれません。

最初は不格好でも、スマートでなくても良いからとにかく諦めずに、犬を人間が望む状態までもっていくという事を強く意識しましょう。

犬は人間より素早いし、いざとなったら牙という刃物も持っている生き物なので、うまくいかない事があるでしょうが

「ぜってーお前ら(犬)の思い通りにはならねー!!」

くらいの気合を常に持ち続けてください。

こういう事を書くと根性論みたいに感じるかもしれませんが、そうではありません。先生なんかは根性論が大嫌いなのですが、犬に関してはこれを徹底しています。実は人間のそういう気持ちを犬は敏感に感じとる動物で、こちらの本気度が上がれば上がるほど、命令をききやすくなります、ホントに。

訓練士たる者犬は常に自分主導で物理的にコントロールするべし!

それでは、また次回。

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